映画『ドライヴ』レビュー!最高にクール!マジでビンビンな映画だ!動画配信はどこ?- レフン監督、ゴズリング主演
おすすめ度:
今話題の映画、『ラ・ラ・ランド』でライアン・ゴズリングがとても素敵だったので、
過去作品を観たくなった方も多いのではないでしょうか。
雰囲気はずいぶん違いますが、『ドライヴ』はいかが?
『ドライヴ』は完成度の高さ、画作りのこだわり、名作映画へのオマージュ等にあふれ、モノづくりにこだわった、まさに極上の一本。
第64回カンヌ国際映画祭 監督賞を受賞しています。
ただし、この映画は最高のバイオレンス映画でもあるのでご注意を!
目次
『ドライヴ』とは
あらすじ
昼はハリウッドのスタントマン、夜は強盗の逃走を請け負う運転手の“ドライバー”。その天才的なドライビングテクニックゆえに、危険な裏社会の抗争に巻き込まれていく孤独な男を描いた『ドライヴ』
カンヌ国際映画祭で監督賞を受賞し、ローリングストーン、ウォールストリートジャーナル、ムービーライン、ワシントンポスト、タイムアウトNYをはじめとする数々のメディアで最高レベルの満足度と評価を叩きだした本作。
この映画史に残る傑作を生み出したのは、デンマーク出身の鬼才ニコラス・ウィンディング・レフン。
ジェイムズ・サリスの人気クライム小説を原作に、徹底的に贅肉を削ぎ落した演出で、愛する人を守るため裏社会を相手に一人闘いに身を投じるドライバーの孤独と悲哀を、時に衝撃的なまでに情感豊かに描き出した。
それまで抑えつけられていた暴力性が一挙に噴出する緊迫のクライマックス。
そして、静謐さとバイオレンス、計算しつくされた映像美と本能に訴えかけるサウンドが美しく融合し、ここに激しく心揺さぶる新たな愛の物語が誕生した。
第64回カンヌ国際映画祭 監督賞受賞
主演:ライアン・ゴズリング
出演:キャリー・マリガン、アルバート・ブルックス、オスカー・アイザック、ロン・パールマン
監督:ニコラス・ウィンディング・レフン
原作:ジェイムズ・サリス(ハヤカワ文庫刊)/脚本:ホセイン・アミニ/撮影:ニュートン・トーマス・シーガル,A.S.C./音楽:クリフ・マルチネス
実際にみた感想
おすすめ度:
この映画を一言でいうととにかくめちゃくちゃクールでかっこいい!!
冒頭、ピンクのロゴ(ネオンサイン)にユーロビートが響きわたるオープニング。抑えられ、かつ計算されつくした色調。
どのシーンを切り取っても絵になる美しさ!
手に汗握るカーチェイスに臨場感あふれる画作り。
ほとんどセリフがない主人公が見せるプロの仕事の抜かりなさ。
その全てに無駄がなく、非常にカッコいい!
そして、終始言葉少なで哀愁漂いまくりの『ドライバー』ライアン・ゴズリングがかっこよすぎる!
主人公は天才的なドライブテクニックをもった『ドライバー』ですが、この映画のメインはど派手なカーチェイスではありません。
この逃走シーンは『ワイルド・スピード』のような華美で派手な撮り方とは真逆と言ってもいい撮り方をしていて、車と並走するカメラワークは観ているものを緊迫感のある車内にいるような感覚にしてくれる!最高にドキドキします。
極限まで無駄をそぎ落としたシンプル、かつ贅沢な映画と言えるのではないでしょうか。
この映画を絶賛している宇多丸さんの表現を引用すると『マジでビンビンな映画』です!
この映画では、セリフが少ない代わりに視線や所作、影の演出などでその場面場面を十分に伝えてくれる。
特に注目すべきはアイリーン演じるキャリー・マリガンとライアン・ゴズリングのエレベーターでのキスシーン!
孤独な『ドライバー』と心を通わせる隣人とその息子のひと時。
それが奪われる瞬間。
それを踏まえてのこのキスシーン!
私が今までにみた多くの映画の中でも最高にロマンティックで心に残るキスシーンでした!
ただし、その直後に起こる悲劇との落差に観客は驚くことになるのですが…
これを加味すると、最高に独特なキスシーンとも言えるかもw
また、映画の後半でサソリとカエルの寓話が出てくるのですが、もともとはベトナム戦争の頃にベトナムの子供たちに読まれた童話だそう。植民地にされる側の痛みと、侵略する側の『性(さが)』として描かれる物語でもあります。(サソリとカエルの寓話の詳細はこちらをどうぞ)
この性(さが)はドライバーの着ているスカジャンの背中に刺繍されているサソリが象徴しており、
ドライバーはサソリの性からは逃れられない。
このように、この映画には詳細には語られないが多くのメッセージが隠されています。
二回以上みてみると、こういう点にも着目でき、何度でも違う楽しみ方ができると思います。
ニコラス・ウィンディング・レフン監督の手腕が光る、
全てがスタイリッシュで無駄を極限までそぎ落とした美意識の塊のような映画『ドライヴ』。
その徹底したこだわりぶりは、何度も見返したくなる事間違いなしの名作です!
『ドライヴ』がみられる動画配信サービス
※動画ラインナップは毎月変わる可能性があるため、公式サイトで確認をしてみてください。
原作『ドライヴ』にはドライバーの過去や背景も
映画『ドライヴ』が気に入ったなら、ジェイムズ・サリス(ハヤカワ文庫刊)原作を読むのもおススメ。短い短編で、こじんまりとキレのよい話になっている。
映画ではまったく語られない主人公のドライバーの過去や、心境などが描かれているため
また違う視点で楽しむことができる。
『ドライヴ』Blu-rayには必見の特典映像が!
映画『ドライヴ』のBlu-rayには特典映像がつきます。
■DVD&Blu-ray共通特典
[音声特典]
・ニコラス・ウィンディング・レフン監督によるオーディオ・コメンタリー(日本版のみの特別収録)
[映像特典]
・メイキング・オブ・『ドライヴ』
・ニコラス・ウィンディング・レフン監督 インタビュー映像(日本版のみの特別収録)
・劇場用予告編
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2018/04/02