『オンリー・ゴッド』レビュー!難解で暴力的、観る人を選ぶ作品!『ドライヴ』の再タッグ!動画配信はどこ?- ゴズリング主演、レフン監督
暴力的で哲学的、レフン監督作品ファンは必見!
ライアン・ゴズリング主演 × ニコラス・ウィンディング・レフン監督の再タッグ。
世界を震撼させた『ドライヴ』の次回作、『オンリー・ゴッド』をご紹介。
『オンリー・ゴッド』は『ドライヴ』のニコラス・ウィンディング・レフン監督がふたたびライアン・ゴズリングを主演に迎え、タイのボクシング・クラブを舞台に裏社会に暗躍する人々と暴力を描いた映画。
難解な本作は『ドライヴ』以上に観る人を選ぶ問題作と言える。
今話題の映画、『ラ・ラ・ランド』でライアン・ゴズリングがとても素敵だったので、過去作品をご紹介します。
目次
『オンリー・ゴッド』とは
あらすじ
タイのバンコクでボクシングジムを経営するジュリアンの兄がレイプ殺人を起こし、被害少女の父の報復を受けて惨殺された。麻薬組織に君臨する母クリスタルは溺愛する長男の訃報に怒り狂い、ジュリアンに復讐を命じる。だが、不気味な元警官チャンが二人を処刑しようと立ちはだかり、死の神に導かれ出会った者たちは壮絶な血戦に身を投じていく──。
出演: ライアン・ゴズリング, クリスティン・スコット・トーマス, ヴィタヤ・パンスリンガム, ラター・ポーガーム, ゴードン・ブラウン
監督: ニコラス・ウィンディング・レフン
撮影:ラリー・スミス
美術:ベス・マイクル
原題 Only God Forgives
製作年 2013年
実際にみた感想
『ドライヴ』とは異質の仕上がり!一度の鑑賞では観終えた後『???』が浮かぶかも!?
腕まくりしたライアンのファイティングポーズがめちゃくちゃかっこいい。ただしこの後ボコボコにされるけど。
先に言っておくと、
ライアン・ゴズリング主演 × ニコラス・ウィンディング・レフン監督の『ドライヴ』があまりにかっこよくてハマってしまったのだが、本作は『ドライヴ』を期待して観ると裏切られる事になる。
『ドライヴ』の記事はこちら
⇒【映画】ドライヴは最高にクールでマジでビンビンな映画だ!動画配信はどこ?- レフン監督、ゴズリング主演
映画は全編通して異常な雰囲気に包まれており、エンドクレジットでは「アレハンドロ・ホドロフスキーに捧ぐ」の文字。
この映画は興奮よりも、むしろ瞑想に近い体験をさせてくれる。
本作品は全編タイで撮影され、『支配的な母親』『裏社会』『善と悪』『神』『性不全』がキーワードとして見受けられる。
映像美はレフン監督独特の魅力があり、画面は赤、青、黄色のカラーコーディネートが効いている。
どこまでも苛烈で残虐で痛々しいリアリティーを見せつつ、どこか現実離れした「残酷なファンタジー」に仕上げる手腕は流石。
よくこんなに酷い事を思いつくなぁという、拷問や殺しのシーンは北野武の初期映画を思い出した。
インタビューでレフン監督は『オンリー・ゴッド』と前作『ドライヴ』との違いについてこのように語る。
インタビュアー:
今回の新作『オンリー・ゴッド』と前作『ドライヴ』との違いについて、監督は先日の一般試写会の時に、「『ドライヴ』が質のいいコカインだとしたら、『オンリー・ゴッド』はアシッド(LSD)映画」と例えていましたが、ハード・ドラッグの例えは日本人にはわかりにくいので説明願えますか?レフン:
『ドライヴ』がコカインのようだというのは、アドレナリンが出てハイになった状態についての映画だからです。バイオレンスをセクシャルに、ドライバーと女性の関係をロマンティックに描いています。観ていると映画の中に入りたくなるでしょう。『オンリー・ゴッド』をアシッドに例えたのは、観ている人の意識の中にこの映画が浸透すると、現実が変容するからです。現実の別の解釈が生まれる。色彩とも深く関係していると思います。それと、何事にも目に見えないサブリミナルな意味がある、ということについての映画だからです。引用:webdice
『ドライヴ』が質のいいコカインだとしたら、『オンリー・ゴッド』はアシッド(LSD)映画
この表現は、観終えた後に妙に納得してしまった。
とにかく、唯一無二の才能。暴力表現が多いのと、観念的、哲学的表現が多いので観る人を選ぶが
レフンファンなら観ておくべき、重要な一本なのではないかと思う。
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2017/04/16