6/3テレビ放送『マイノリティ・リポート』レビュー!スピルバーグがフィリップ・K・ディックのSF短編を映画化!動画配信はどこ?- トム・クルーズ主演
トム・クルーズ×スティーヴン・スピルバーグで贈る近未来SF大作!
おすすめ度:
『マイノリティ・リポート』はフィリップ・K・ディックの短編小説『マイノリティ・リポート』をスティーヴン・スピルバーグ監督が映画化した近未来SF大作です。
2017年6月3日 テレビで放送されましたが、映画初公開より15年たった今みても古くなく、楽しめるSFサスペンスエンタテイメントでした!
目次
『マイノリティ・リポート』とは
あらすじ
西暦2054年、ワシントンDC。政府は膨大な凶悪犯罪を防ぐ策として、ある画期的な方法を開発し、大きな成果をあげていた。それは、予知能力者を利用して凶悪犯罪が起こる前に犯人を逮捕してしまうというシステムであった。このシステムのお陰でワシントンDCの犯罪件数は激減、将来的にはアメリカ全土で採用されるべく準備が整えられていた。そんなある日、このシステムを管理する犯罪予防局のチーフ、ジョン・アンダートンが“36時間後に見ず知らずの他人を殺害する”と予知され、告発されてしまう。追う立場が一転して追われる立場になったジョンは、自らの容疑を晴らそうと奔走するのだが、彼は既に大きな陰謀に巻き込まれていたのだった……。
キャスト
ジョン・アンダートン…トム・クルーズ(堀内賢雄)
ダニー・ウィットワー…コリン・ファレル(楠 大典)
アガサ…サマンサ・モートン(根谷美智子)
ラマー・バージェス局長…マックス・フォン・シドー(大木民夫)
ララ・クラーク…キャサリン・モス(日野由利加)
エディ・ソロモン医師…ピーター・ストーメア(仲野 裕)
監督:スティーブン・スピルバーグ
脚本:スコット・フランク/ジョン・コーエン
製作:ボニー・カーティス/ジェラルド・R・モーレン/ヤン・デ・ボン/ウォルター・F・パークス
原作:フィリップ・K・ディック
撮影:ヤヌス・カミンスキー
音楽:ジョン・ウィリアムズ
原題:Minority Report
製作年:2002年
実際にみた感想
さすが巨匠スピルバーグ監督!
15年たった今でも古くない!十分楽しめる名作SF映画です!
映画『マイノリティ・リポート』はフィリップ・K・ディックの短編小説『マイノリティ・リポート』をスティーヴン・スピルバーグ監督が映画化した近未来SF大作。
原作はひと癖もふた癖もある、SF作家のフィリップ・K・ディック。ディックの同名小説からは大まかな設定やモチーフだけを引用し、細かい設定やテーマは映画独自のもののようです。
⇒フィリップ・K・ディックの短編小説『マイノリティ・リポート』はこちら
目を見張る派手なアクションはありませんが、サスペンスストーリーは伏線も効いており、ハラハラドキドキ。
そして色を抑えた画面はとてもスタイリッシュ。このあたりはさすが巨匠スピルバーグですね。SF映画としても、サスペンス映画としても楽しめるエンターテインメントになっています。
「平和」や「正義」という大義のための、犠牲は正当なのか?
最後の犯人の選択には驚かされました。
2002年の映画公開から15年たった今でも、本作品の魅力は古くなっていません。
2017年現在にみると、未来表現の部分では予見的な作品にもみえます。
重犯罪をなくすべく監視が強化され、犯罪行為を実行する前に潜在犯として捕らえ処罰してしまう政策は、現在では防犯カメラの普及と犯罪行為をする前に検知するシステムやテロ防止法などと同じ働きをするものと言えます。(もちろん完全に予知、検知できるものではありませんが)
ストーリー的には少し気になる矛盾もあります。
『ジョン(トム・クルーズ)が殺人を犯す』という予知がなければ、ジョンは犯行現場には向かわず、殺人も犯さないはず。
つまり、予知した事自体がジョンの犯行を実現させたことになります。
けれど伏線やドキっとする演出が随所に散りばめられており、細かな点は気にせず楽しむことができます。
近未来的ガジェットや機能、車などに関しては、今見ると若干古く感じる部分や矛盾を感じる部分もありましたがそこはご愛敬。
プールや、ホテルの部屋など、近未来的な表現以外の部分は妙に古めかしく感じたりしてクスっと笑えます。
私はユーモアやファニーな印象を持ちましたがこのあたりは、好みでわかれるかと思います。(近未来的表現を絶賛しているレビューも多いようです)
派手なアクションの作品が目立つトム・クルーズには、少々地味な印象も受けますが『SF』『サスペンス』好きには楽しめる作品だと思います。
トムクルーズのちょっと地味な映画が観たいならこれもおススメ!
⇒『アウトロー』レビュー!地味だけど十分に好感が持てる作品!CGなし! スタントなし! のトムを見よ!
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●スティーブン・スピルバーグの近未来予測※1
●犯罪予防局の裏側※2
●フィリップ・K・ディック(原作)とスティーブン・スピルバーグ(監督)と『マイノリティ・リポート』※2
●現実化された未来※2
●『マイノリティ・リポート』の小道具紹介※2
●ハイライト・シーンの舞台裏※2
●未来のCM※2
●プレビズ:ジェット・パック・シークエンス※2
●プレビズ:マグ=レブでの逃亡劇※2
●誕生:企画から映像へ
●解析:マイノリティ・リポ-トの世界
●スタント
●ILM:その特殊効果技術
●ファイナル・リポート:スティーブン・スピルバーグ & トム・クルーズ
●製作コンセプト
●ストーリーボード
●オリジナル予告編集
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